あなたの美容室が繁盛する事を応援します!

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能重

・現役美容室経営者
・購買心理アドバイザー

高校卒業と同時に美容室に入社し人生の中で唯一挫折せずに続いている仕事、美容師経営者になり、視点が変わりどうしたらお客様が集まるか物が売れるかを人間心理から考える、購買心理アドバイザー

常に他に奉仕しながら髪に対して心を込める

そんな意味を込めた

常奉髪心

月別アーカイブ:2014年10月
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薬局

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from会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

私は元々鼻炎もちで基本常に鼻が詰まっています。
でもよく効く鼻炎薬を持っているので
あまり苦ではありません。

メジャーな物ではなく
プライベートブランドなので
値段もそんなに高くないので
常に自宅に1箱、お店に1箱
バッグの中に4~5回分入っています。

常備薬を常に持ち歩いている人は
少なくないんじゃないでしょうか?

でもそんなに薬を買っているのに
本当は薬が欲しいわけではないんです。

言っている意味わかりますか?

薬が山ほど売っているのですが
みんな本当は薬が欲しいわけではないのです。

薬が欲しいのではなく
症状を落ち着かせたい、楽になりたいのです。
その症状を落ち着かせる、楽になる為の手段として
薬を買って飲むという行動に出る訳です。

だから薬は金額ではなく
効くか効かないかで買いますよね?

薬局は薬を売るのが仕事ですが
薬を売ろうとすると売れないのです。
薬を売る事が目的になると売れない。
症状を緩和させるという目的を果たす手段として
薬を売る、と言う考え方でなければいけない。

これ、我々美容室も同じ事が言えます。

髪を切る事、白髪を染める事、
パーマを掛ける事、クセを伸ばす事が目的になってしまうと
お客様は仕上がりに満足してくれません。

切る、染める、掛ける、伸ばす
はあくまでなりたい髪型になる為の手段です。

今日どのくらい切りますか?
と言うカウンセリングだと切る事が目的になってしまう。
どんな髪型になりたいか?
いまどんな悩みを持っているのか?

ではな理たい髪型になる為にはパーマを掛けたらなる
その悩みを解消するには矯正を掛けないと

と、なりたい髪型、悩み解消の為に
この施術をしましょう。となれば
お客様も希望がかなえられるし
こちらも単価が上がったり信用を得たりします。

もちろんこの時不要なのにトリートメントなどを進めると
信用を失います。

そのなりたい髪型になる為に、悩みを解消する為に
必要な技術だけをこちらが選んで施術する。

そういった説明が出来るようにしましょう。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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早いぐらいがちょうどいい

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from会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

先日の火曜日、旅行後の初休みだったので
天気が良かったのでゆっくり過ごしながら
ウチの掃除をしたり溜まった洗濯をしたり
映画を見ながら過ごしました。

先週は旅行でバタバタと休みが過ぎて行ったので
ギャップがすごく、非常にのんびりした休みになりました。

そんな中でホームセンターに買い物に出かけ
ブラブラしていると
「年末の大掃除の準備は大丈夫ですか~」
と店員さんがマイクで叫んでいました。

正直「早くね?」と思いましたが
この速さがやはり売上を産むわけです。

人は基本的に普段何も考えずに生きています。
何もと言ったら語弊がありますが
目先の事、今日や明日の事ぐらいしか考えていません。

買い物にしてもこれを買ったらその後
どんないい事が起きるのかもたいして考えずに
買い物をしています。

だからこそ我々経営者はお客様に
どんな役に立てるか
これを今買ったらどんな事に役に立つかを
教えてあげながら商売をしなくてはいけません。

それを教えてあげる技術・話術を
持ち合わせていないから
結局割引や値引き、おまけなど
自分の利益を削る以外に
売る方法がないのです。

今時期だとまだ年末の大掃除の事なんて
誰も考えていないんです。
でも「年末に買おうとすると、もう忙しいし
お店も混んでいて買い物もしづらいです。
今日ご来店したついでに買っておきませんか~」
と教えてあげれば
「それもそうだな」と
全然別の物を買いに来た人が
ついでに掃除用具も買っていく。
そしてまだ周りのお店が売り込み始めていないから
相場価格も曖昧な為、無駄な値引きをしなくても
定価で売れていく。

結果、売上が増え無駄な値引きもしていないから
総じて利益が増える訳です。

我々美容室も12月は嫌でも忙しくなります。
ですが、それで満足ではいけない。
今まだ年末に向けてヘアスタイルを整えようと
考えている人はほぼいない状態です。

そこで11月末にパーマを掛けて
12月末にカラーとカットをすれば
パーマ掛けて1ヶ月で馴染んできて
年末年始キレイで入れますよ

と言えば「そうか、じゃあそうしよう」
とお客様をコントロールできるようになるわけです。

もちろん必要ないメニューを
屁理屈つけて何でもゴリ押ししろ
と言うわけではありません。

お客様は考えるのが面倒なので
それを代わりに考えてあげて
いつもきれいでいて頂く為に
その人を同プロデュースするか?

を中心に考えて教えてあげてください。

それだけで年内にもう12月にしか
来なかったお客様を11月にも来させることが出来ますよ

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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ハロウィーンイベント

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from会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

昨日一昨日と陽気もよく
土日という事もあり
ハロウィーンのイベントなどを
各地でやっていたみたいですね。

ハロウィーンっていつからこんなに
市民権を得たのでしょうか?
まぁ夏休みも終わり、年末まで
何もイベントらしいイベントがないと
企業なんかはキャンペーンを打ち出しづらいんです。
そこで時期的にちょうどいいハロウィーンに
便乗して企業がキャンペーンをやり始めたのがきっかけ。

世の中のイベントのほとんどは
そう言った暇になる時期だから
何か勝手にイベント作って
集客しよう。
と言うのが発端になっています。

バレンタインデー
ジューンブライド
土用の丑の日
ハロウィーン
クリスマス

などそういったイベントは全て企業が用意した
便乗商法。
それが市民権を得てしまえば
お金を稼ぐ道具になるわけです。

ところであなたのお店は
ハロウィーンの飾りつけをしていますか?
商業ビルやショッピングモールなどに行くと
かなり凝った飾りつけがしてあるお店をよく見かけます。

私のお店は飾りつけは
一切やっていません。
オレンジの物1つも置いていません。

なぜか?
答えは簡単、意味がないから。

経営者は会社の利益を出す事が全て
ハロウィーンの飾りつけをしたからと言って
あの店の飾りつけかわいいからあの美容室行ってみよう
となるお客様は1人もいません。
少なからず飾りつけをする為には
何かその飾りを買わなくてはいけません。

その仕入に対して費用対効果がどのくらいあるかで
考えていかなくてはいけない。

飾りつけをしてもお客様が集まらないなら
それはしない。
それが私の考えです。

別にやるなとは言いません。
飾りつけをしてスタッフのモチベーションが上がって
いい接客が出来るのならいいと思います。
上手く商品や高単価メニューと絡めて
追加注文がもらえるならいいと思います。

ただうちではやりません。
半分昨日の続きですが
他所がやっているからうちもやろう。
と決めている事はありませんか?

理由もなく何となくやっている事は
お金も時間も無駄です。
本当に目的があるのかないのか?
そこをもう一度見極めましょう。

今時期お客様に「飾りつけとかしないの?」
と聞かれますが
飾りつけをして喜んでもらうより
その労力を施術に向ける
と言う考えですので。

と言えば大事にされてる感もアップしますよ。

今やっている事がどういう目的なのかを
考えて日々行動していきましょう

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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年間計画

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from会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

早いもので今年も余すところあと2ヶ月になりました。
ん、気が早い?
そんな事はありません。
美容室の来店周期は約2ヶ月。
ここからどうお客様を教育していくかで
この年末の2ヶ月の売上は大きく変わります。

例えば今月中なら
ちょうど2か月後が年末だから
予約が埋まりやすい
もしなんなら2か月後の予約取っていきますか?
と言うだけでこの時期だと2人に1人の人が予約を入れていきます。
それだけで来店確約なわけです。

普段スパンの長い人でも、例えば
11月にパーマを掛けて
12月の末にカラーをすれば
年末年始はばっちりですね
と言えばあぁ、それもそうだなぁ
と思ってくれます。

11月に入ったら1ヶ月半後が年末なんで
来た方がいいですよ
と言えばいつもよりも半月早く来店させる事が出来ます。

12月の頭ならかなり早いけど年末に来れば・・・
と言って来れば儲けものです。

でもそれは年末にたくさん来させるためでもありますが
本当の目的はそこではありません。

年が明けて年末に来たお客様が来店した時に
「年末年始はキレイに過ごせました?」
と聞けば、ほとんどの方がハイと答えるでしょう。

そうやってこちらが何かのイベントのたびに
このくらいの時期に来るといいですよ
と言ってお客様の来店サイクルをコントロールする為の
基盤を作るのです。
来させるという気持ちではなく
このスパンで来たらあなたは常にキレイでいられますよ
と教えてあげるだけでいいのです。

後は何かにつけて季節のイベントなどの前に
〇〇があるならいついつに来たらいいですね
と言っていけば再来率、再来スパンは
かなり早めたりする事も可能です。

やる事でいったらただ言うだけ
提案するだけ。

元手のお金は一切掛からない。
もちろんチラシやPOPのように
今日やれば明日から爆発的に売上が上がるわけではないですが
1ヶ月2か月後に必ず効果が出てくる手法です。

それを始めるなら年末年始と言うイベントの
2か月前の今時期が一番いい

是非あなたも始めてみて下さい。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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会話を盛り上げよう

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from会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

休みボケもようやく治ってきて
夢の世界から日常に引き戻されつつあります。

あまりにも楽しかった日々は
あっという間に過ぎ去るもので
そして同じことの繰り返しは退屈で
何か新しい事でもしようと計画中です。

そして4日休んだ分お客様がたまっていて
一昨日、昨日と忙しく時間に追われていました。

そんな中施術しながらの会話は
旅行のお土産話ばかり。

なんでかと言うとお客様に
「旅行で沖縄に行っていて今日は休みです。
 24日に帰ってきます。」
と言っていたから。

よく色々なお店で
「社員研修の為臨時休業」
みたいな張り紙がしてあるのを見かけますが
そんなの誰が見ても
社員旅行に行ってんだろ
とバレています。

私は休む時になぜ休むかを公言します。
夏に急にスタッフみんなで花火大会を見に行こうとなり
お店に花火大会に行くので休みます。
と張り紙をしてお店を休みました。

今回も今沖縄に行っていて休みなんです。
と言いました。

なぜか?
それを見たり聞いたお客様は
帰って来た時に必ずと言っていいほど
「花火どうだった?」
「旅行どうだった?」
と聞いてきます。

お客様から会話を振ってくれるほど
楽な事はありません。
そして必ず盛り上がります。

あわよくば
ホテルのシャンプーってバサバサになるから
このシャンプー持って行ったんですよ
みたいな話に持っていき
店販商品を進める事も出来ます。

会話が始まりさえすればどんなふうにも持っていけるのです。
その会話のネタになる物を
敢えてばらまいておく
そうしてお客様から会話を振ってもらう。

旅行に行くなんて不真面目っぽくて言えない
など言われますが
大概の人はそう考えています。
という事は大概のお店は会話のネタを撒いていない

それをあなたのお店がやれば
周りのお店はやっていないから
競争相手がいないから一人勝ち状態。

そう言った小さな事でも
他がやらない事をするのが本当の差別化なんです。

業界では暗黙の了解でやらない事ってありますよね?
なぜそれをやらないのか?
明確な理由はありますか?

何となくやらなかった事のやらなかった理由を
もう一度よく考えてみて下さい。
面倒だから、他もやっていないから
そんな理由だったら是非やった方がいい事って
実はたくさんあります。

スタッフみんなで話し合ってみましょう。
あなたのお店が一人勝ちする為に

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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遅めのバカンス

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from会社の事務所より

お久しぶりです。
能重です。

前回お話したように
月曜から4日間休みを取り
沖縄に旅行に行ってきました。

毎日天気も非常によく気持ちのいい休みになりました。
昨日から出勤していますが
まだ若干休みボケです(笑)

沖縄民謡ライブを見ながらディナー
サンセットクルージング(夕日が落ちる海の上でのコース料理)
スキューバダイビング
目の前で焼いてサーブしてくれる鉄板焼き
トライク(3輪バイク)でツーリング
などなど沖縄を満喫してきました。

そして旅行の最後に必ず悩むのが
そう、お土産
誰に買うんだったっけ?
何を買っていこうか?
時間ばかりが過ぎて行ってなかなか決まらないものです。

国際通りや空港などでお土産屋さんは
回り切れないほどありますが
どのお店も言っている事や書いてある事が
同じなのでどこで何を買っていいかわかりません。

やはりこういった売り上げや利益に
関わる仕事をしていると
旅行の最中でも色々な事を考えてしまいます。

もし私がお土産屋さんをクライアントとして
プランニングするならもっとこうするのに・・・
というアイデアが止めどなく湧いてきてしまいます。

一番簡単に言うならPOPでしょうね。
お土産屋さん街なら集客しなくても
お店の前を観光客がうろうろしている訳です。

そこでPOPで専用商品を紹介してあげる。
これだけで他のお店でなくこのPOPが貼ってあるお店で
買う人が増えて他店と差が付けれます。

例えば
「上司に買っていけばまずハズさない〇〇」
「家族へのお土産で1番喜ばれているこちら」
「気になる女の子はこれで落とせる!」
なんて書いてあれば
上司のお土産何買って帰ろう?と考えている人は
へぇ、じゃあこれにしよう。
と手に取って買ってくれるわけです。
親って何が喜ぶんだ?って
いざ考えると思いつかない物です。
そんな時にこんなことが書いてあれば
じゃあ間違いないだろう。と
レジへ持っていく。

人は考えるのが面倒なのです。
だからあらかじめこちらから用意してあげて
選びやすいようにカテゴリ分けしてあげれば
その中から買っていくのです。
もちろんその紹介している商品は
1番安い物ではなく中の上くらいの物や
仕入れ値が安く売値が高い利益が多く出る物をを紹介する

そうすれば同じ
発注⇒仕入⇒納品⇒陳列⇒販売⇒袋詰めと
作業内容は同じでもそれだけでお店に残る利益は倍増します。

是非専用商品を作ってお客様に紹介してみてください。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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3つのバランス まとめ

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from会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

これまで長々と売上を上げて繁盛させ
お店に利益を残す為のお話をしてきました。

色々な事を言いましたが
結局はやるかやらないかです。

よく情報収集が趣味の経営者がいます。

ネットで色々なサイトを見て
本屋で経営本を買いあさり
すごく熱心に勉強している人

でもそういう人ってもう趣味なの?ってくらい
それが中心の暮らしをしている。

本当に大事なのは知識を増やす事ではなく
その知識を元に行動して
結果をだし、その結果を検証して
更にアイデアをつけたし
自分のお店のオリジナルの手法にして
また更に実践し
お店の利益を倍増させていく

どんなに知識を増やしても
それがお店の利益に繋がらなければ
経営者としては何の意味もありません。

よくウチのスタッフにも言うのですが
「知っているのとしているのは違う」のです。
どんなに知っていてもそれはあなたの頭の中の話なので
外からはわかりません。
その知識を元にして行動して「している」
にしてこそ初めてその知識を得た意味が出てきます。

どんどん行動して、あなたのお店の利益を倍増させましょう。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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3つのバランス その3

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from会社の事務所から

おはようございます。
能重です。

さて、昨日までで、お金を掛けずに
単価を上げる、再来を増やす、なるべく早く来てもらう
というお話をしました。

もう行動に移している方は何らかの成果が出ているかと思います。
あなたも是非行動してください。
ただ教えてあげるだけですから
技術も費用も必要ない。
今やるかやらないかだけで売上が変わります。

こうやって最初に単価を上げて
高い物を進めて買ってもらえるような話術を身に付けて
1度来てもらったら2度3度と来てもらえるような
仕組みを作っておいてから
新規客を集めるようにすると
同じ新規客が来ても、その新規客は単価の高いメニュー
商品を買ってくれて、再来してもらいやすいので
先に繋がるお客様になるのです。

逆に1番先に新規客を集めると
単価もそんなに高くないし
再来してもらえるかどうかはお客様任せ
何となくで来なくなるお客様なので
また別のお客様を集めなくてはいけない
いつまで経ってもその繰り返しになってしまうのです。

だから新規客を集めるのは1番最後です。

では新規客を集めるにはどうしたらいいか?
それは「宣伝」、これしかありません。

まだあなたのお店に来たことのない人は
なぜあなたのお店に来ないのか?

それはあなたのお店を知らないから。
ただこれだけです。

他の理由はありません。

存在は知っていたとしても今行っているお店との
明確なコンセプトの違い
あなたのお店に行くとどんな得をするか?
それを知らないのです。

だから今行っている所からわざわざ変える理由もない
結果、あなたのお店に行かないのです。

ハッキリ言って宣伝をすれば今あるお店のほとんどは
繁盛できると思います。

私はチェーン店に行くのなら
個人店に行きたいと思っております。
ジャンル問わずです。

なぜかと言ったらチェーン店は面白みがない
個人店は店員さんとの距離も近いし
特化した物、こだわりが詰まっている気がする。

でもその裏返しとして
面白みがないのはどこも横並び、要は安心感です。
特化した物、こだわりは自分の好みに合わなければ
損したなと思います。

こだわりがハマるかもしれないけど
その逆かもしれない
なら面白みがなくてもアンパイのお店に行こう
となるわけです。

人は心理的にすごい得をするよりも
すごい損をしない方を選ぶ傾向があります。

だから宣伝、チラシや看板などで
あなたのお店のコンセプトや考え方
経営方針などを語って
そうする事で初めてあなたのお店を
「知っている」という事になるのです。

あなたのお店を知ってもらう行動をどんどんしていきましょう。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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3つのバランス 続々その2

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from瑞穂の自宅より

おはようございます。
能重です。

昨日は新規客を再来させる為の仕掛けのお話をしました。

今日は何度も再来してくれているお客様を
もう少し早いスパンで再来店してもらうお話です。

もう少し早く、と言っても
どのくらい早く来てもらえばいいでしょうか?

今まで2カ月に1度来ていたお客様を
急に月1来店にするのは至難の業ですよね?

そんな大変な事は労力の無駄ですから
辞めた方がいい。

我々の仕事は飲食店のように今日来店してくれて
明日も来店してくれる可能性は限りなく0%に近いです。
(キャバ嬢相手のセットサロンは除外しますね。
一般的な美容室のお話です。)

まず再来店のスパンを3日早くしましょう。
たった3日?と思わないでください。

そもそも今まで何もそういった対策をしていなければ
お客様が行こうと思った時に来店する
お客様主導の経営です。

それをたった3日でも、こちらがコントロールする
あなた主体の経営になればそれだけで
ものすごい変化だと思いいませんか?

例えば月の客数が約300人
2か月で述べ600人のお客様が来店したとします。
その600人が交互に毎月来るとして
年間3600人のお客様が来店

客単価が5000円だとしたら
年間3600人×5000円=1800万円の売上です。
それが3日早くなるだけで年6回×3日で18日間早くなる。
約半月です。
そして月300人が半月、次の月の300人が半月なので
合わせて1か月分早くなる。
という事は300人×5000円=150万円
年間の売上が上がるわけです。
要は13か月分の売上があげれるようになる。

たかだか3日来店サイクルを早めるだけで
1年間で1か月分売り上げが上がるんです。

これはもうやるしかないでしょう。
やり方はさほど難しくありません。

施術中の会話の中でいついつ旅行に行くと聞けば
じゃあ〇日に切って、〇日に染めたら
旅行に気持ち良くいけますね。という。
でもみんなここで終わってしまうから
サイクルが早くならないんです。

もしその予定で切らなければ
どんな悪いことが起きるかをお客様に想像させてあげるんです。

例えば、旅行に入ったら記念撮影するでしょ
写真はきれいに残したいですよね

というと切らないでみすぼらしい写真が残った自分を想像させて
そうはなりたくない、と思わせる。

そうやって、色々な行事や季節に便乗して
次にこうしたらいい状態で入れるよ
と教えてあげれば、
じゃあその日にお願い。と
お客様から言ってきます。

こちら主体の経営になるわけです。
お金も何もいらない。
ただ教えてあげるだけ
今日からできます。
行動した量だけあなたのお店の売上は上がります。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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3つのバランス 続その2

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from会社の事務所から

おはようございます。
能重です。

2週連続の台風でしたがあなたの街はどうでしたか?
関東は2つとも大した被害はなかったですし
両方とも夜中のうちに過ぎ去って行ってしまったので
被害はほとんどないに等しいので良かったです。

九州、関西の方の被害に合われた方には申し訳ないのですが
台風が来る前は、ちょっと何かないかな。と
ワクワクしているのは私だけでしょうか?

さて、今日は先日の続編のお話です。
お客様はあなたのお店に「何となく」来なくなる。
というお話でした。

あなたも経験があると思います。
何となく行かなくなった飲食店
何となく行かなくなった服屋さん
下手したら最近行っていない事すらも
忘れているんじゃないでしょうか?

逆に言えばお客様が前回来てから
次回来るまでの間に何回思い出してもらえるか?
これが再来率を上げる最大の方法です。
(ここでは技術は気に入ってもらえたという前提で話を進めていきます。)

この時に思い出してもらうという考え方ではダメです。
なぜかと言うとそれはお客様主体の考え方だから。
思い出すか思い出さないかはお客様頼りでは
結果が出にくいです。

こちらからアクションを掛けて
お客様に無理やり思い出させるのです。
こちらが思い出すように仕向けていく
と言う考え方で行動していきましょう。

例えばハガキDM
そんな物・・・と思うかもしれませんが
ちゃんと思い出してもらって再来店させるには
それなりの書き方という物があります。
「涼しくなってきましたね。
当店では新メニューの・・・」
なんて営業バリバリのハガキをもらっても
誰も行こうなんて思いません。
ですがDMをやっているお店のほとんどが
そういったDMを出しています。
そして来店がないから
「DMなんて意味ねぇよ」と言って
やめてしまう。

例えば前回の来店時に今度旅行に行くから切りに来た
と言う会話があったとしたら
旅行から帰ってきてちょっと経ったぐらいに
旅行はどうでしたか、天気が気になったんで
〇〇さんの旅先の天気予報を見たら晴れと出ていたので
安心しました。
書くのはこれだけ。
よく最後に「お話を聞かせてください。」
なんて付け加えるからウザい文章になってしまう。

ただ、あなたの事を思い出しました。
という報告だけをすると相手もお店の事を思い出してくれる。

後はメルマガだったりそういった相手に直接届く物を
送って強制的に思い出させる。

後は施術時の会話などで
ママ友や家族、友人などとの会話のネタになりそうな情報を
教えてあげる。

それだけで「あそこで聞いたんだけど・・・」
という会話がされればされるほど思い出されるし
周りにも影響が飛び火します。

口コミは勝手にできる物ではなく作る事も出来るのです。

そこでの紹介を取ろう、と言う考えはこの時は無視して
「ぜひ面白いネタなので知り合いにも教えてあげて下さいね」
と言うだけで
少なくともその会話をしている時は
あなたのお店を思い出しています

その積み重ねが、そろそろ髪切りに行こうかな
となった時にあなたのお店が真っ先に頭の中に
思い浮かび、再来店に繋がるのです。

是非そういった思い出させる行動を積み重ねていきましょう。

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