今年もやっぱり値引きはするな

from東京郊外の事務所より

おはようございます。
能重です。

昨日の元旦はどう過ごしましたか？

親戚一同集まって過ごした方
バーゲンに走った方
寝正月だった方

色々あろと思いますが
私の家は２年連続で嫁の親戚が来て
午前10時から午後5時まで大宴会でした。

ひたすら色々なものをずっと食べていました。

そのあと片付けがひと段落して
ちょっと落ち着いてから
イオンにバーゲンを見に行きましたが
まぁ予想はしていたのですが
人・人・人

普段平日休みの私にとっては
この混雑ぶりだけで具合が悪くなりそうなのですが
今までで元旦にバーゲンに来たのなんて
初めてなのでうぜぇなぁと思いつつも
何か戦利品を持ち帰ってやろうと
意気込んでいました。

結果から言うとズボンを２本だけ買いました
しかも１本900円！
あほみたいな値段設定です。

そしてはっきり言って昨日はあなたに報告できるような
ネタは転がっていませんでした。

私がいつも探しているネタは
価格を引かずに得したなと思わせるような
アイデアで物を売るようなネタ。

でもバーゲン時期は物の価値より
価格勝負のイベント
そりゃアイデア勝負よりも価格勝負になって当然です

まぁ我々の商売でバーゲンなんてほとんどないでしょうが
でももしどうしてもそういった価格競争を
しなければいけない時期になったら
それでも決して価格競争はしてはいけません。

昔ある先輩に教わった言葉なんですが
「おまけはしても値引きはするな」
という言葉があります。

値引きをすると手元に入ってくる現金が減ります。
結果売上も利益も下がります。

ですが値引きをせずにおまけをすれば
手元に入ってくる現金は減りません。

例えば1000円引きと
これを買えば1000円分の商品おまけ。では
お客様にとっては同じ1000円ですが
お店にとっては1000円入ってこなくなるのと
1000円分商品をおまけならそれは販売価格なので
仕入れ値は500円から700円程度

ちゃんと現金は手元に入ってくるし
マイナス分は仕入れ値の500円～700円

一見同じように見えますがおまけの方が
損失は少ないんです。

更に目玉商品として1500円相当の商品をおまけにしても
仕入れ値は1000円程度
お店側の損失は値引きと同じ1000円なのに
お客様としては1500円得をしたという価値観になる

ただ丸々1000円が入ってこないか
現金は定価分入ってきて過剰在庫も処分で来て
お客様も得をしたと思えるのか

どちらの方がいいかはだ誰の目にも明らか

値引きをせずにおまけをしていきましょう

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

2015年1月2日（9:39 AM） | カテゴリー：売上が上がらない理由