あなたの美容室が繁盛する事を応援します!

あなたの美容室が繁盛する事を応援します!
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能重

・現役美容室経営者
・購買心理アドバイザー

高校卒業と同時に美容室に入社し人生の中で唯一挫折せずに続いている仕事、美容師経営者になり、視点が変わりどうしたらお客様が集まるか物が売れるかを人間心理から考える、購買心理アドバイザー

常に他に奉仕しながら髪に対して心を込める

そんな意味を込めた

常奉髪心

月別アーカイブ:2015年4月
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「3ページ目」がキーワード

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From会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

連休の真ん中、祭日ですが
お店の込み具合はどうですか?

ゴールデンウィークなどの観光シーズンは
普段の日よりも更にネット検索が
多くなる時期でもあります。

我々の業界ではそんなに検索数が多くはならないですが
他の業種、例えば飲食業、テーマパーク、ホテル業などは
比較的検索数が増えて
サイトがきっちり作りこまれているお店ほど
新規客を呼び込みやすい現状が出来ています。

さて、先日お話ししたように
あなたのお店のサイトを探す為に
「地域✕メニュー・美容室」
で検索してみましたか?
検索した結果どのくらいの位置にあなたのお店は出てきましたか?

多分ほとんどのお店が3ページ目以降に出てきたと思います。
もし3ページ目よりも前に出てきたら
あなたのお店のサイトはかなり優秀です。

実を言うとこの「3ページ目」が
サイト検索にとってかなり重要で
自分のお店が3ページ目よりも前
1・2ページ目に出ていれば優秀
3ページ目以降に出てきたら
あなたのお店のサイトはほとんど見られていない
そう思って間違いないです。
どんなにカッコいいサイトデザインにして
文章を考えに考えて作りこんでも
見られなければ何の意味もありません。

例えばあなたが休みの日に
いつもと違った物が食べたいと思い
サイトで調べたとします。

だいたいが
地域×ランチ や 地域×居酒屋
など地域と調べたいものの大きなくくりで検索すると思いますが
検索して出てきたページの1・2ページくらいを見て
自分の条件に合ったサイトが出てこなければ
それ以降を見ようとせずに
検索ワードを変えてまた新しいページを出し
1・2ページくらいを見て・・・
その繰り返しではありませんか?

こういった調べ方をするのは
何もあなただけではなく
パソコンやスマートフォンで何かを調べる時に
大抵の人はこういった調べ方をしています。

だからもしあなたのサイトが
3ページ目以降に出ていたら
あなたのサイトは画面に表示される前に閉じられて
また別の検索ワードで検索しなおされて
また3ページ目以降に出てくるので
また見られずに終わってしまう。

この繰り返しで一向に日の目を見る事はないのです。

「じゃあ高いお金を払ってサイトを作ったって意味ないのか!?」
と思われるかもしれませんが
もちろん全く無意味ではありません。

チラシや看板を見てあなたのお店の事が気になり
サイトを見てより多くの情報を探す人もいますし
ちゃんとあなたのサイトを見てもらえるような
方法もあります。

次回はそのサイトを見てもらう為の方法のお話をします。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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あなたのサイトは何番目?

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From会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

ゴールデンウィークに入って
いい天気が続いていますが
行楽シーズンで天気が良ければいいほど
お店は暇になる、切ない時期というかなんというか・・・

でもこういった暇になる時期に
次のシーズンの対策を先手を取って
行っていけば暇な日というのは
減らしていく事が出来ます。

あなたも周りの店より1歩先を進みましょう。

さて、昨日ホットペッパーのお話をしたら
「その部分が苦戦をしていてもっと詳しく知りたい」
といったご意見を複数名から頂いたので
ホットペッパーだけでなく
サイトからの集客を何回かに分けてお話ししていきたいと思います。

高いお金を掛けてサイトは作ったけど
そこからどれだけ集客できているかわからない
ポータルサイトに毎月支払っているが
費用対効果がよくない。
などこれだけインターネットが普及して
今ではネット広告が当たり前になっているからこそ
上手にやっているところとそうでない所とで
2極化しています。
そしてこれからその格差はもっと開いていく事でしょう。

サイト集客で経営者さんが一番勘違いしているのが
「サイトを作ったらあとは見てくれてお客さんが集まる」
と思っているところです。

ハッキリ言ってあなたのサイトは誰も見ていません。
この部分が一番間違えています。

あなたは自分のサイトを自分で検索して見た事がありますか?
多分誰しもサイトが出来たら自分のページを何度か開くと思いますが
その時に何という言葉で検索しますか?

おそらく
美容室 店名 や 美容室 店名 地域
などのワードで検索すると思います。
そしてその検索順位は当たり前ですが上位に出てくるでしょう。

でもそもそもサイトというのは
あなたのお店の存在を知らない人に
知らせて来店してもらう為のツールなわけです。

だからあなたのお店の存在を知らない人が
あなたのお店の店名で直接検索してくるなんて
ありえないわけです。

ではあなたのお店の事を知らない人は何と検索するか?

例えばあなたが旅行に行くとします。
何かその土地の美味しい物を食べたいと思い
ネットで検索する事って多いと思いますが
その時に何と検索しますか?

おそらく
伊豆 ランチ や 札幌 カニ
など土地と食べる場所や食べたいものを入れて調べると思います。

美容室を探している人も同じように
新宿 美容室 や 渋谷 縮毛矯正
など土地とメニューなどで検索しています。

仮にあなたのお店がある地名×美容室で検索して
何ページ目の上から何番目にあなたのお店が出てきたか
調べてみて下さい。

続きはまた明日

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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ポータルサイトの賢い使い方

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From会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

昨日はゴールデンウィーク1日目という事で
非常に忙しかったです。

だいたい連休の前半はみなさん遊びに行く準備なのか
忙しく、後半は遊び本番になるのか暇になってきます。

そんな中で昨日はお客様1人からの
売上の過去最高金額が出ました。

技術・店販商品含めて55000円ちょっとでした。
そのお客様は元々ホットペッパーを見て当店を知り
初来店されたお客様だったのですが
最初の予約はカラーカットでした。

ですが縮毛矯正を掛けて1年経っていて
根元の新生部がかなり出ていて
これから梅雨も来るし矯正掛け直した方が
綺麗だし楽ですよと進めて
矯正とカラーになりました。

そうすれば施術時間が長くなるので
お客様の今の悩みをたくさん聞けるし
その解決策を教える話もたくさんできます。

結果、その後にシャンプーとトリートメント
ホームケア用のアイロンまで買っていかれました。

ホットペッパーは基本的に安売りクーポンのサイトなので
高い単価のお客様は見込めず
バーゲンハンターでもっと安い店、もっと安い店と
探している人が多く集まるサイトなので
そこまで単価の高いお客様を集めるのは
難しいとされているのですが
そこの入り口部分、ホットペッパーの
文章内容をちょっと工夫するだけで
高単価のお客様を集める事も可能なのです。

ホットペッパーの文章で
「ウチは安い店です、割引するから来てください」
というような文章や
「癒しをテーマにしたサロンです」
なんて特徴があるようでない文章を書いていれば
いつまで経っても高単価のお客様は集まりはしません。

「安い、割引」というフレーズに集まってきたお客様は
他のお店で「安い、割引」というフレーズを見つければ
いとも簡単にあなたのお店から離れていきます。
元々そういう人種なのです。

だからと言って更に割引を続ければ
あなたのお店の仕事は増えますが
収入は減っていく一方で
貧乏暇なしという言葉がぴったりのお店になってしまいます。

ホットペッパーはうちのお店では
今月の頭から始めたのですが
客数はそこまで多くはないです。
ホットペッパーの営業さんからも
「普通のお店より少ない」と先日言われました。

ですが他のお店は割引でお客様を集め
再来する率も低く仕事は増えても利益は増えません。

ウチは来店人数は少ないですが
その分単価がものすごいので
利益から言ったら多分うちのお店の方が上だと思います。

しかも客数が少ないので
材料費や水道光熱費も低く収まっています。

あなたなら客数が多いけど利益が少ないお店と
少ない客数で確実な利益が取れる店
どちらがいいですか?

明日はどうホットペッパーを運用していけばいいか
のお話をしていきます。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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逃げ場(?)を作ろう

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From東京郊外の事務所より

おはようございます。
能重です。

ようやく天気のいい日が続き
今日はお休みで、久しぶりに
お休みが晴れになったので
今日はバイクを洗車する予定です。

かなり久しぶりなので
その分かなり時間が掛かると思いますが
そういった何かに集中している時間って
日々のガヤガヤした日常を忘れて没頭できるので
たまにわざとそういう時間を作るようにしています。

毎日ハサミを握って人に囲まれながら
仕事をしているのはそれはそれで
楽しいから好きなのですが
やはりONとOFFは大事というか
抜くところもないと人間パンクしてしまいます。

あなたは何かそういった抜きどころを持っていますか?
簡単に言うと趣味とかそういった物になると思います。

ドライブ・映画・庭いじり・スポーツ・ショッピング
など何でもいいのでそういった仕事と一切離れられる場所を
作った方がいいと思います。

やはり仕事ばかりしていると
悪いとは言いませんがどうしても視野が狭くなります。

私は料理も好きなので
気が向いた時だけですが
クックパッドを見ては色々な物を
作ったりしていますが
そういった中でも仕事に応用できる部分もあるのです。

ここで話すと果てしなく長くなってしまうので
割愛しますがそうやって他の分野に手を出す事によって
自分の仕事が客観的に見れて
今まででは思いもよらなかった方法が見つかったりする事もあります。

でも趣味って中々見つけられないですし
逆に見つけようとして見つけれるものでもありません。

でも人は自分が知っている事しか手を付ける事が出来ません
そして今知識として知っていて
手を付けないという事はあまり興味がない分野という事です。

でもまだあなたの知らない分野というのはたくさんあります。
そういった物を知る為に私は本屋に行ったりもします。

どの本屋にも趣味の本を集めたコーナーがあるので
そこで色々な物を見てみます。

こんなものも趣味になるのか?
という新たな発見もあります。

でもせっかくこういった所に行っても
先入観で「これ知ってる、これ興味ない」
とバッサリ切らずに何でもとりあえず見てみる事をお勧めします。

私は欲が強いので色々なものに手を出しています。
なのでどんどん時間が足りなくなっていくのですが(笑)

それでもやはり1日1時間でも数十分でも
仕事と離れる時間を作る事はリフレッシュの意味も込めて
とても大事です。

そうすると未知の分野から新しいアイデアが浮かぶ事もあるし
リフレッシュしてまた明日気持ちよく仕事に取り組めますよ

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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何でもっとこういう風に動いてくれないの?

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From会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

以前働いていた会社で一緒に幹部として
働いていて今共に別の土地で
経営者として働いている方と
先日仕事終わりに飲みました。

去年の年末以来久しぶりに会ったのですが
色々溜まっていたらしく
いつもの事なんですが
熱く話し込んでしまい
時間がどれだけあっても足りなかったです。

終電の関係でしょうがなく解散しましたが
それがなければどのくらい話しているんだろう
という感じです。

その中で会話の主な内容として
出てきたのが
「スタッフの成長度合い」について

こんな事まで言わなきゃいけないのかなぁ
このくらいの事は自分で考えてくれないと
という会話が多かったです。

これはどんな経営者でも同じ悩みを持っていると思います。
各言う私も以前はこのような悩みを持っていたし
依然としてこういった相談内容も事実です。

ですがこれだけは理解してください。
あなたを基準に考えてはいけません。
あなたは経営者ですから責任感も勿論ありますし
プレッシャーもある
支払いもあるし、スタッフの生活も支えなければいけない。

でもスタッフは時間に来てやる事をやって
変えるのが仕事です。

まず前提としてあなたと同じモチベーションを
求めてはいけません。

以前某エステ店の経営者さんと話をしていたのですが
「あなた、スタッフがもっとやってくれれば・・・
 と思ってるでしょ、それが出来ないからスタッフなんであって
 もしあなたの要望が全部答えられるようになったら
 そのスタッフは独立してるわ」
と言われたことがあります。

この時私は衝撃を受けました。
期待しすぎていた。
確かに自分が雇われてた時なんて
もっと仕事しなかったし怠けていた
それを本気になって取り組み始めて
独立というものが視野に入ってきて独立した。

だから雇われている人は
出来なくて当たり前
出来ないのはスタッフの責任ではなく
あなたがやらせないから
あなたの教育方法が悪いから

という事に初めて気づかされました。

だからこそあなたはフロアでメインでハサミを握り
技術・接客に精を出すのではなく
スタッフが働きやすい環境を作る事に精を出す
何か問題が起きてもスタッフが迷わないように
細かな対応策を考えておく

そういった事に全力を尽くすのです。

誰もお客様に変な髪形にしようと思って
施術している人間はいませんし
失客しろ、と思って仕事をしている人はいません。

それでも考え方、動き方があなたの思っている結果と
違ったのならあなたの導き方が間違っているのです。

是非あなたの全力の出し所を考え直してみて下さい。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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サンプル品をどう使うか?

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From会社の事務所より

おはようございます
能重です。

あなたのお店では材料さんとは
どういったスタイルで付き合っていますか?

ほぼ通販スタイル
週1で回ってきてくれる
など色々あるでしょうし
取引している業者も1つではなく
メインとサブで数社と取引していると思います。

そして何度かに1度今度新商品で出る物です、とか
シャンプー変えようと思ってるんだけど
などと相談すると数種類のサンプル品がもらえると思います。

そのサンプル品、あなたのお店ではどう使っていますか?
ウチのお店は今スタッフが私を含めて5人いるのですが
材料屋さんの営業担当に
「サンプル品は持ってきてくれるのはありがたいけど
 スタッフの人数分用意できない物はウチには持ってこないでくれ」
と言っています。

うちのお店ではスタイリストもアシスタントも
パートもバイトも関係なく
全員が使ってよいと思った物しか店頭に出ない決まりにしています。

だから全員分のサンプルがないともらっても意味がないんです。

そして全員に使ってもらい
使用感・仕上がり・価格・ボトル・匂い
の5項目で採点をしてもらいます。
点数を付けた理由も書き添えます。

そしてそれをまとめてディーラーの営業担当に渡します。
そしてこういった理由で物は悪くないんだけどウチには向かない
いいんだけど高くて売りずらいなど
仕入れる、仕入れないの理由を明確にします。

そうするとどんな事が起こるか?
ディーラーはその返答を見て
「じゃあこっちは?これは?」
と他の物を持ってきてくれます。

何か新商品が出るとうちのお店に真っ先に持ってきてくれます。
多分あなたも含めサンプルを頂いて
明確な返事をしたことがないお店がほとんどだと思います。

そこで断るにしても明確な返事を出す。
本来は無償でいただいているので当たり前の事なんですが
サンプルをもらう事が当たり前になってしまっているので
そういった返答も返さない。

これ、絶対だめです。
我々は材料屋さん、ディーラーを敵に回したら
商売が出来なくなってしまいます。
是非サンプルをもらったら口頭だけでなく
文書にして返答をしてみて下さい。

そうすると更に色々なサンプルがもらえるようになります。
そしてスタッフが色々な物を使っていると
次第に薬剤に詳しくもなります。

そうなってくるとお客様との会話の中で
前にそんなサンプルもらったな
このお客様に合いそうだな
と判断すれば、「取り寄せできますよ」
という会話が生まれ追加購入にもつながります。

是非サンプルに文書で返答をしてみて下さい。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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声も文字も同じように大きく

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From会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

昨日、一昨日と販促物の正しい書き方のお話をしていますが
早速会員さんから
「メルマガを参考にしてPOPを書いてみました
 何か訂正するところはありますか?」
と報告がありました。

幾つか改善点はありましたが
その行動の速さは必ず売上アップに繋がります。

まだ行動に移していない人はぜひPOPからでいいので始めてください。
なぜPOPからなのかというと
1、始めるのにお金が掛からない
2、ダメだったらすぐに直せる
3、書くスペースが小さいので長い文章を書かなくて済む
という理由があります。

販促物で失敗する人の多くは
あまり知識がないのに
まずチラシから始めようとします。

チラシは作るとなるとかなりのお金が掛かります。
そしてキャッチコピー、本文、メニュー、金額、お店の紹介、クーポンなど
書かなければいけない項目が非常に多いです。
頑張って出来たとしても、後で
ここをもう少しこうすればよかった
と思っても訂正する事が出来ません。

しかしPOPは初めはA4用紙とペンだけで始める事が出来ます。
そして紙に書く為の文字数が少なくて済みます。
気に入らなければすぐに剥がしてまた書き直せばいいのです。

そしてPOPを何枚か書いていると
その中から売れるものが出てきます。
そうするとお客様に伝わる言葉がわかってくる。

そうやって文章を書く訓練をしながら
売上を上げる事が出来るのです。

そしてある程度文章を書く、お客様に伝わる言葉がわかってきてから
チラシなど他のお金の掛かる販促物に取り掛かった方が
明らかに失敗する確率は下がります。

これはやらない手はないですよね。
是非あなたもPOPから始めてください。

そして最後にPOPでよくある失敗が
「紙と文字が小さすぎる」
という事です。

名刺サイズくらいの紙に
ワーッと文章が書いてあるお店などよく見かけますが
パッと見ただけで読む気がうせます。

どんなにいい文章がそこに書いてあったとしても
読まれなければ意味がありません。

よく私は言うのですが
「文章の文字は声と同じだ
 しっかり聞いてほしい時は大きな声を出したり
 声を変えたりするでしょ
 文字もここは大事という部分は大きくしたり
 色を変えたりしてお客様が聞き取りやすいのと同じように
 読みやすい、わかりやすい文章にしなければいけない」
のです。

まずはとりあえずペンを持ちましょう。
そこから売上アップの全てが始まりますよ

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

~追伸~
そんなん言われても何から書けばいいかわからない
そんなあなたの為に、ウチのお店のを毎月
店販売上30万円に導いたノウハウをご紹介
詳しくはこちらから
     ↓↓↓
http://www.no105040.com/kyouzai02.html

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その後の未来をイメージ

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From会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

昨日は販促物で物の良さを伝える為の言葉についてお話ししました。
その部分をもっと知りたいというお言葉をいただいたので
もう少し掘り下げてお話ししたいと思います。

昨日は電化製品を例にしてお話ししましたが
今日はより実践しやすくする為に
もう少し具体的な例でお話ししたいと思います。

その機能を使う事によってその後の生活がどう変わるのか?
これが記載していなければ物は売れないというお話をしましたが
基本的に人は物が欲しくて物を買うわけではありません。

は、何言ってんの?と思わないでください。
人は本当は物なんて欲しくないんです。
本当に人が欲しいのはそのものを買って
変わるその後の生活なのです。

例えば携帯電話は携帯自体が欲しいんではなく
人と思った時に連絡を取りたい
車が欲しいんではなく
思い立った時に思ったところに行きたい
家が欲しいんではなく
ゆっくりできる安息の場所が欲しいんです。

わかりますか?
物自体が欲しいんではなく
その物を手に入れた事によって
便利になる、楽になる、時間が早くなる
そういったその後の未来が欲しいのです。

でも世の中に出回っている販促物のほとんどが
その事に触れていません。

だから物が売れないのです。

店販商品などもものすごくキレイに
ディスプレイされているお店などもありますが
確かに目につくかもしれませんが
「キレイに飾ってあるから買ってみよう」
なんて思う人はいません。

その物を使う事によって
髪がどう変わって、髪が変わった事によって
その後どんないい事が訪れるのか?

お客様が知りたいのはそこなんです。
そしてお客様は「いい物」を買おうとはしていません。

あなたも頻繁に経験があると思いますが
ふらっと立ち寄ったお店で予定していなかった物を買った事ってありますよね。
その時のなぜその商品を買ってしまったのか?
それは「なんか良さそうだな」と思わされてしまったからです。

人はいい物ではなく良さそうだな、と思った物をレジに持っていきます。
それにはその物がどんな物かではなく
それを手に入れた事によってその後どんな未来が訪れるかを
イメージさせてくれる言葉でなければいけません。

逆にそのイメージが湧くような言葉が書いてあれば
お客様は「なんか良さそうだな」と思って買ってくれるわけです。

このスプレーを仕上げに書ければ1日絶対にスタイルが崩れない
縮毛矯正を掛ければ忙しい朝も3分でセット完了
白髪を綺麗に染めれば5歳若返る

などそれを使った、施術した事自体より
その後にどんな変化が訪れるかを
販促物に書いてお客様に教えてあげましょう。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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伝わらない言葉は生活感がない

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From会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

ここ数日入学式までの忙しい時期も過ぎて
天気も不安定だからなのか
静かな日々を過ごしております。

1日の客数も3月に比べるとそう多くはないのですが
うちのお店はそれなりな売上をキープしています。

なぜそんな事が出来るのか?

それは
追加メニューと店販商品です。

美容室での注文は1人のお客様に対しては
どうしたって限界があります。

MAXの注文で矯正・カラー・トリートメント・ヘッドスパ
で3万~4万円くらいが1人1回の最大売上ではないでしょうか?

1日で施術できるメニューは限界があります。
が、店販商品の購入点数には限界がありません。

だって帰って使うものだから
幾つ買ったっていいんですもん。

だからウチでは最近カットのみと商品で2万円
施術なしで商品だけ買いに来て2万円
カットとカラーと商品で5万円など
美容室ではなかなかない数字を叩き出しています。

なぜそんな事が可能なのか?

それは本当の物の良さの伝え方を知っているから。

度々会員さんからPOPやチラシ・看板などの
販促物の相談があります。

作った物を画像で取って送っていただき
それを私がアドバイスさせていただくのですが
ほとんどの方が物の伝え方を勘違いしています。

例えばあなたがスマートフォンを買おうと思いました。
店頭に見に行っても各社の違いがよくわからないです。
各社今回の新機種にはこんな新機能を付けました
など強みがあると思いますが
その強みがわかりやすく伝えられていないから
各社の違いがよくわからないのです。

ほとんどのメーカーがスペックで表示されています。
スペックとは大きさが何cm、重さが何g
電池の持ちが何時間、メモリーの登録件数が何件など
全て数字で表示されているのですが
素人から言わせてもらえばその数字が大きいから何???
って話なんです。
だから選べないんです。

説明の文章に消費者の生活にもぐりこんだ説明がなされていない
だからどの機種がどういいかがわからないんです。

だから例えば
電池の持ちがNO,1
だから急のお泊りでも電池が切れる心配がありません

メモリーの件数が他社比較で最多
取引先が多い営業マンにオススメ

などと書いてあれば
その機能がついているおかげで
購入した後どんなふうに活用できるか
頭の中でイメージできますよね?

そのイメージが出来るかできないかが
買うか買わないかの分かれ目になってくるのです。

「この機能を使うとその後の生活がこんなに変わる」
是非販促物にこの項目を載せてください。
それだけで販売数は必ず上がります。

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お店の常識はお客様の非常識

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From会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

ウチのお店は基本的に給料は現金を手渡しです。
毎月決まった日の営業後の終礼の時に手渡しをするのですが
たまに私の気が向いた時スタッフみんなで食事に行く事があります。

3月は売上がそこそこ良かったので
先日久しぶりにその食事会を開催しました。

まぁそんな大したものではなく
皆車で通勤なのでお酒はダメなので
ひたすら食べて喋ってというだけなのですが
そういったところでも接客を受ける際に
学びになる事はたくさんあります。

たまたまかもしれませんが
そのお店の店員が突っ込みどころが満載で
喋り方だったりしぐさが面白かったのですが
持ってくる料理も秀逸でした。

そのお店はしゃぶしゃぶと天ぷらの食べ放題のお店だったのですが
薬味の器を3つ重ねて持ってきました。
一番上に大根おろしが載っていたので
私はてっきり大根おろし・もみじおろし・ネギ
の順に入っていると思い
「すみません、見て分かるように5人いるのですが」
と店員さんに言うと
「はい、薬味5人分です」
と言われました。

わけがわからず3つ重なっているのを
バラしてみると、1番上よりも
微妙に多い大根おろしが
その下の2段に入っていました。

要は2人前、2人前、1人前で重なっていたという事です。
言われなければ3人前じゃんというくらいの量です。

まぁ別にその量は今日の話とは関係ないのですが
何が言いたいかというと
その店では薬味は1つの器に2人前盛る事がある
お客様1組で人数が奇数だったら2人前と1人前を持っていく
という決まりがあるのでしょう。

その決まりがお店で働いている人にとっては
お店の決まりなので何の疑いもなく持ってきますが
お客にとっては???と思ってしまう瞬間です。

別に2人分を1つにして持ってくるのが悪いんじゃないんです。

他の料理も5人前を1皿だったり
1皿で2人前だったり3人前だったり
何基準なんだよ、そもそも注文した物が全部来ているのか?
と思ってしまうんです。

勿論食べ放題なのでなければまた頼めばいいのですが
何とも注文しずらい。

店員さんも持ってきた時に
〇〇を〇人前です。と言ってくれればいいのですが
そんな説明もない。

特に文句があるわけではないのですが
居心地がいいとは感じませんでした。

あなたのお店でも当たり前になっているけど
他の店と違う事ってたくさんあると思います。

例えばシャンプーは先にするのか、後にするのか?
マッサージはするのか、しないのか?

お客様は今まで言ったお店を基準に物事を考えます。

今までほとんどのお店でカットする前にシャンプーしたとしましょう
そしてあなたのお店ではあとでシャンプーする。
別にどっちだっていいのですが
「切り終わった後でシャンプーしますね」
の一言がないと、そのお客様はカットされている間に
「え、この店シャンプーしてくれないの???」
とずっと考えているという事です。

その時間は決して居心地のいい時間ではないはずです。
あなたのお店では当たり前の事でも
こまめにお客様に説明・報告していきましょう

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