良い空気を外に流そう

From会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

観測史上初の連続猛暑日を更新しているらしい
今日この頃です。
昨日のニュースでは沖縄よりも
北海道の方が温度が高かったり
一番気温が高い所で３９．８°だったり
もう「インフルエンザかよ！」って感じです。

こういった時は人はよほどの用でもない限り
外に出るのは極力控えます。
我々の仕事はお客様が自宅から出て
お店に来店してもらえなければ
全く仕事にならないわけです。

そうなると必然的に暇になってくるわけです。
この暇になった時間をどう使うかが
その後繁盛店になるか暇なお店で居続けるかの
分かれ道になってきます。

私は７月終わりから８月入って月曜まで
恐ろしいくらい忙しかったので
事務仕事が何もできませんでした。
そして火曜日にはセミナーもありました。
昨日はメチャクチャ暇だったので
給料計算や火曜日のセミナーの動画編集
今月中旬にある繁盛ゴールド会員向けの
セミナーのパワーポイント作成
などずっとパソコンに向かい作業していました。

あるスタッフは税理士に出す帳簿の整理をしていました。
またあるスタッフはＤＭを書いたり
ＰＯＰを作成したりしていました。

夕方涼しくなってきた頃には
お店の中の物を全部外に出して
床の雑巾がけをしました。

そうやって暇な時はその時にしか出来ない事を徹底的にやる
そしていつ忙しくなっても
お客様が快適に過ごせる環境を作る
且つ、来店を促したり単価を上げるような
仕掛けを新たに作る

そういった事の積み重ねで
お店はどんどん良くなっていきます。

一番よくないのは暇だからと言って
ダラッとした空気になってしまう事。

あなたも経験があると思いますが
街で買い物をしている時に
ある一軒のお店を見て
特にスタッフの表情や動きがよく見える訳でもないのに
「なんかこのお店活気ありそうだなぁ」
と思った事はありませんか？
その逆に
「この店やる気あんのかよ？？？」
と感じるお店も存在します。

これは言葉、文章で伝えるのはとても難しいのですが
そこにいる人の空気、波動、気、みたいなものです。

どんなにお店の中にお客様がいなくても
活気がありそうと感じるお店があります。
逆に店内はお客様がたくさんいるのに
ダラッとした空気を醸し出しているお店もあります。

スタッフの気持ちを緩ませるのも
引き締めるのもあなたの動き方次第です。

暇な時ほど忙しく動いて
ダラッとした空気を外に出さないようにしましょう。

それだけで通りすがりに
「ちょっとこの店良さそうだな」
と飛び込みのお客様が増えますよ。

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追伸
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2015年8月7日（9:37 AM） | カテゴリー：儲かるお店とそうでないお店

目先の利益ばかり追うと儲からない

From会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

昨日一昨日と今月初めの土日で
ウチのお店は見事なスタートダッシュを切りました。

今年に入ってずっと週休２日で来ていたのに
先々週から３週間、週１休みが続き
そしてお店が忙しく
体力的にはヘロヘロになりつつあります。

そして週１日の明日の休みは
セミナー活動で朝から新橋でセミナーです。
でもやはり時間とお金を掛けてでも
私の話を聞きたいと思っている人が
いてくれる以上、高いテンションになってしまいます。
明日のセミナーも有益な情報をバラ撒きますよ

さて、梅雨が明けてから半月が経ちますが
連日の猛暑でお客様も汗だくで
店内に入ってきますよね。

クーラーの効いた店の中から
外を眺めていると
「いい天気だなぁ」くらいにしか
感じませんが、１歩外に出ると
立ちくらみするほど暑いです。

そしてニュースでは連日「今年最高気温」を
連呼しています。
そして今日一番高い気温を観測したのは
ドコどこです。としきりに言っています。

そんな中で一時群馬県館林市が
「日本で１番暑い街」として
しきりにＰＲしていました。

そしてＴＶ局のワイドショーなども
こぞってレポーターを送り「暑い、暑い」と
繰り返していた結果、
「どんなに暑いもんか」と観光客が押し寄せたらしいです。
数年それを続けた結果
館林市にどんな事が訪れたか知っていますか？

何と１番住みたくないランキングで
１位を取ってしまいました。

観光客を呼び込む為に
「日本一暑い」と連呼したために
逆に日本一住みたくない町の称号を手に入れてしまった
何という皮肉でしょう。
観光客と言う目先の利益を追求したばっかりに
住民と言うお得意様を逃してしまった。
という事になりました。

でもこれって経営でも同じ事が言えるのです。
新規客が集まらないから過度な値引きを続け
その値引きをした時だけ
お客様はどっと押し寄せ、
待たされるお客様は増え、技術も適当になり
営業が終わってレジを締めたら
値引きばかりだから大した売り上げになっていない

そして値引きを止めた途端
店内はガラガラ
そんなお店が後を絶ちません。

値引きが完全に悪とは言いません。
値引きによってお客様を集めて
個人情報やメールアドレスを集めて
その情報から再来を増やす為のノウハウがあったり
値引きをするにしても
高いメニューだけにして
値引きしても採算が合うような
設定が出来て入ればの話です。

そういった長い目で見て利益が取れる仕組みが
出来ていないのに目先の利益の為
集客の為に割引値引きをするから
いつまで経っても通帳の残高が増えないのです。

目先の利益ではなく
長い目で見た経営を心掛けましょう。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

2015年8月3日（4:12 PM） | カテゴリー：儲かるお店とそうでないお店

店内に転がっているネタを見逃すな！

From会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

今月８月は土日始まり土日終わりなので
普段の月よりも稼げるので
頑張っていきましょう。

さて、今日は今まで色々な会員さんから
質問と言うか問いかけを受けている事に対して
お答えしたいと思います。

よく聞かれるのが
「毎日毎日よくそんなにネタが浮かびますね
　何でそんなにポンポン出てくるんですか？」
という質問です。

私も別に特別な人間ではありませんし
何の秀でた才能も有りません。

ではそんな普通の私が
どうやってネタを考え出しているか？

それは私がある種特別なコンサルタントだから。
一般的なコンサルタントは
コンサルタントが本業です。
まぁ当たり前の話ですが。
だから良くも悪くも美容業界の中身を知らない。
あくまでも統計学だったり
机上の空論だったりで話をしています。

ですが私は１美容室経営者と言う肩書と
コンサルタントと言う肩書の
両方を持っています。

そして週に５日以上はフロアに立って
実際にお客様に施術をしている
現役美容師でもあります。

だからこそ
「こんな事をしたらお客様が喜んでくれた」
「あんな事をするとスタッフがよくなる」
という、全てが実体験の話なのです。

そして毎日営業していれば
色々な事が起こります。
ちょっとしたスタッフのカウンセリングの内容や
POPを作成した結果の売上
お客様から言われた何気ない一言。

そういった物を常に客観的に見て
「これはウチのお店のあのお客さんは喜んでくれたけど
　他のお客様はどうだろうか？」
「こういったタイプのお客様だったらこういう風に
　言い方を変えた方が伝わるだろう」
と言った自分のお店で使った物を
更に自分のお店の他のお客様に
使えるように応用できるネタを探しています。

それが結果的にあなたにも応用できるネタになるのです。
そしてあなたから
「以前言われてたアレを試したら売上がいくら上がりました。」
という報告を頂けば
またそれに対して精査をします。

そして更にそれをまた自分のお店のお客様に
試してみてそのリアクションに対して
良い悪いを判断していく。

一番アイデアになるのは
お客様の何気ない一言です。
例えば
「ここのちょっとしたハネが気になるのよねぇ」
と言われたお客様がいたとする。
そしてそのお客様に部分パーマや部分矯正を
勧めて施術をして喜ばれた。

そうしたらその言葉をそのままPOPにするのです。
「ここのちょっとしたハネが気になるのよねぇ」
とお悩みのあなた
このメニューでその悩み、一気に解決します。

と書くだけで、必ず同じ悩みを持っている人が
これやってみたい！
と注文を入れてくれるようになるのです。

お客様の何気ない一言も
見逃さないようにしましょう。

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2015年8月2日（8:40 PM） | カテゴリー：儲かるお店とそうでないお店

目玉がないお店は儲からない

From会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

本当に梅雨も明け東京は毎日毎日暑いです。
こんな日は食欲もなくなり
仕事が終わってからの夕飯の支度も
面倒になり、ついつい外食が多くなります。

そしてなぜかわかりませんが
ここ最近自宅の周辺にラーメン屋さんが
出店ラッシュで急に３軒新しいお店が出来ました。

これは言ってみるしかないと思い
その中の１軒に行ってみたのですが
ここの売り方が非常に上手かったので
紹介したいと思います。

そのお店は九州とんこつの専門店で
メニューは３つしかありません。
そして一番のウリは九州とんこつの
名物と言っても過言ではない
替え玉です。

その替え玉が１玉１０円なんです。
打ち間違いではなく１０円です。
それがお店の看板などにも
とても大きく書いてあります。

その替え玉１０円につられてなのか
それともオープンしたてだからなのか
前を通りかかると比較的お客さんがたくさんいます。

そしてそのお店の３００ｍ先に
前からあるとんこつラーメンのお店
このお店のウリはラーメン１杯５００円
そして替え玉も５０円なんです。

でも替え玉１０円のお店の方が圧倒的に混んでいます。

そしてなぜそんなに混んでいるのかを探りに行くと
見せ方と売り方の上手なシステムが出来上がっていました。

それは替え玉１０円でお客さんを集めておいて
元となるラーメンが１杯７８０円なんです。
そしてサイドメニュー
（チャーハンや餃子など）も
基本的によそのお店よりも１０～２０％割高でした。

細かく言ってしまえば
もともとある１杯５００円のラーメン屋さん
替え玉を２つしたとしても
合計で６００円です。

ですが新しいお店は幾らいくら替え玉が１０円と言っても
１杯注文した時点で元々あるお店で
２つ替え玉するよりも高いんです。

でもやはり替え玉１０円と言う
インパクトの勝利と言えるでしょう。

前からあるお店は
ラーメンは周辺のお店に比べると断然安い
替え玉も一般的なお店よりは安い
でも結局全体を安くしてしまった為に
目玉がなくなってしまったのです。

新しいお店は替え玉と言う目玉で
お客さんを集めておいて
他のメニューでキッチリ利益を出すように
計算されています。

こうやってメニューに差をつけて
全体的な値引きを止めて
目玉メニューを作って
お客様を一気に集めて
他のメニューを進めて
キッチリ利益を上げていく

何も飲食店だけに限らず
美容室でも同じ事が言えると思いませんか？

撒き餌メニューと収益メニューを作って
計画的に売上ではなく
利益を上げていきましょう。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

追伸
撒き餌メニューと収益メニュー
その内容を知りたい方は
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2015年7月27日（9:20 AM） | カテゴリー：儲かるお店とそうでないお店